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夏秋いちごで挑む産地の活性化
秋田県「秋田夏響」による産地化推進

2025.10.24

二人三脚地域を元気に

夏秋いちごの生育を確認するNTTアグリテクノロジーの中戸川さん㊨と、いちご生産者の進藤さん(秋田県潟上市で)

 
 NTTのグループ会社、NTTアグリテクノロジーが、秋田県で、夏秋いちごの産地化を進めている。農業の実践を通じた革新技術(スマート農業)の提案をしてきた同社だが、「スマート農業の導入と並行して、生産者が持続的に経営できる道筋が必要だ」と、県内でも栽培例のほとんどない夏秋いちごの普及に着手した。地域に社員が移住し、自ら生産を試行錯誤しながら、生産者らと協議会を設立した他、夏秋いちごに関わる企業・団体によるコンソーシアムも発足。ブランド「秋田夏響」による高単価ないちごの生産・販売につなげる他、複数の加工品も流通し始め、県の新たな名産として存在感を高めている。


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