2025.10.24

夏秋いちごの6次産業化では洋菓子などの商品化が進んでいる
いちご品種「夏のしずく」を栽培する生産者でつくる秋田夏響協議会が販売するブランドいちご。ブランド名は23年に公募で決めた。糖度が15まで上がる一方、爽やかな酸味もあり、甘味と酸味のバランスが良いのが特徴だ。24年から本格栽培が行われている。4月に苗を定植し、6月下旬から12月上旬ごろまで収穫できる。国内では夏から秋の生産量が少ない時期、ケーキ用などに輸入いちごが使われる例が多いが、夏秋いちごを生産することで国産シェア拡大につながる。
グミやジャム、バームクーヘン、ラングドシャなどの加工品にもなり、県内の鉄道駅や道の駅などで販売されている。
