農水省の「生産農業所得統計」によると、2021年の野菜の産出額は2兆1467億円で、トマトは2182億円と最も高かった。20年の「園芸用施設の設置等の状況」では、野菜の施設栽培延べ面積でトマトは6481㌶と1位だった。生産額、栽培規模で国内農業をけん引するトマトだが、今夏は歴史的な猛暑で厳しい生産を強いられた産地が多い。異常気象が常態化する中、本特集では小売店、卸売会社の青果担当者にアンケートを実施。求められるトマト像、安定生産に必要な取り組みなどを紹介する。

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