ダコニール1000で葉かび病・すすかび病を同時防除
葉かび病・すすかび病はトマトに生育不良や着果不良を引き起こす重要病害です。この2病害は病徴が似ており判別が難しく、しばしば圃場(ほじょう)でも同時期に発生することから、両病害を同時防除することが必要です。
葉かび病・すすかび病は潜伏期間が長く、2次感染以降は一気に圃場に広がります。発病してからの防除では手遅れになるので、両病害に高い効果があるダコニール1000を活用し、発病前・初発確認後から予防散布に努めましょう。
防除のコツは予防と同時防除
(1)病気の発生前・初発確認後からの予防散布が重要
病気が進展してからの防除はコストがかかります。病気が出やすい条件や発生部位を注意して観察し、予防を心がけましょう。
(2)今予防が必要な病気だけでなく、発病リスクのある病気もまとめて予防
作物の生育に合わせて予防剤を7~10日間隔で散布し、病気の感染を予防しましょう。また、例年の病気の発生状況から今後発生する病気を予測し、病気が発生しやすいポイントでは、予防を強化しましょう。
(3)予防剤と治療剤による体系防除
まずは予防剤で病気の発生を予防しましょう。病気が広がり始めたら、治療効果のある薬剤で各病気の感染拡大を抑えましょう。病気が治まったら、ダコニール1000による同時防除に戻ることも有効です。
(4)病気が発生しにくい環境づくり
植物の病気の3/4は糸状菌(カビ)が原因です。多くのカビは多湿条件を好みます。ハウス内の湿度を下げるために、しっかり換気をしましょう。 暖房機の加温開始時期(晩秋)と終了時期(早春)は設定温度により暖房が動かず、過湿になりやすくなります。送風機能などを利用してハウス内の湿度を下げましょう。
ダコニール1000の冬春トマトの使用方法
・葉かび病、すすかび病などの主要病害に効果あり
・薬剤耐性菌が問題となった事例なし
・スワルスキーカブリダニなどの天敵、マルハナバチに対する影響が少ない
【問い合わせ先】 株式会社エス・ディー・エス バイオテック 住所:〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地 AKSビル TEL:03-6867-8320 HP:http://daco-club.com/ |