高精度・高能率な植付けに
人手不足解消・労力削減に貢献

　みのる白ネギ移植システムは、苗箱・播種機・培土・移植機によって構成されたトータルシステムで、高精度・高能率な植付けにより人手不足解消・労力削減に貢献します。また、毎年必要な資材は培土と種子のみのため、ランニングコスト低減が図れます。移植機は、溝を走行しながら溝へ移植する理想的な植付方法を実現し、苗箱から苗の取出し・移植・土寄せまでを全自動で行います。

　歩行1条白ネギ移植機「VP100B」は小型軽量のボディで、メーカー希望小売価格1,063,700円(税込)の1条タイプで経済的です。専用のポット220苗箱で約70日間育苗した苗を10㌃当たり約88分(計算値)で移植します。植付条間は補助車輪を伸縮することで50～110㌢に対応しており、さらに別売りオプションのラック延長パイプを使用することで、条間は最大160㌢まで広げることができます。標準株間は5.3～11.6㌢の7段階の切替えが可能です。圃場の溝深さは15～40㌢に対応しています。予備苗は6枚の搭載が可能です。

　歩行2条白ネギ移植機「VP290」は、メーカー希望小売価格2,156,000円(税込)。同じくポット220苗箱で育苗した苗を10㌃当たり約58分(計算値)で移植します。植付条間は90㌢、標準株間は5.8～7.9㌢の間で5段階の切替えが可能です。尚、植付条間は、出荷時の指定により100㌢タイプの「VP2100」もお選びいただけます。圃場の溝深さは20㌢以下に対応し、予備苗は最大12枚が搭載可能です。関東で多い「溝植え」、九州で多い「平植え」ともに使用が可能で、２条植えのため直進性が高い移植機です。［条件付き生産］