畜産業の未来を実現する日本中央競馬会

 日本中央競馬会(JRA)は、社会貢献活動の一環として、様々な課題に直面する畜産業の持続的発展に寄与すべく、民間主体による先進的な研究開発や技術の普及に対して支援しています。
 今回はその中から、在来天敵昆虫を活用したサシバエの新しい「生物的防除」と、食肉の輸出やフードロス削減に貢献する「鮮度保持」の2つの技術を紹介します。
 JRAは畜産振興事業を通じ、畜産業のさらなる発展と、おいしい畜産物を食卓へ届ける支援を続けてまいります。

神戸大学 食肉産業を支える
鮮度保持技術の開発事業
九州大学 畜産害虫サシバエの
生物的防除対策事業

国立大学法人 九州大学
国立大学法人 神戸大学

2025年度 JRA畜産振興事業 公募結果
 2025年度の畜産振興事業は、事業テーマを設定して公募を実施し、応募された事業について外部有識者から成る審査委員会が審査を行った結果、家畜疾病の防疫関連対策、国産飼料基盤の強化等による「みどりの食料システム戦略」の取組に向けた畜産のための対策、和牛肉等畜産物の輸出拡大のための対策など畜産現場における諸課題に対応する事業が採択されました。

[参考] 2026年度 公募スケジュール

公募開始 2025年10月17日(金)
公募締切 2025年11月28日(金)正午
審査 2026年1月〜同年3月
事業決定 2026年3月末頃
2025年度採択実績
45団体 65事業