暑い夏がやってきました!夏のトマトは太陽をたっぷり浴びて、甘くてみずみずしい味わいに!栄養豊富で夏バテ予防にもおすすめです。フレ マルシェ51号では、トマトの種類や保存方法、大きさや熟れ具合などの特徴を生かしたレシピを紹介しています。フレッシュなトマトをたくさん食べて、おいしく夏を乗り切りましょう!
知ってる?トマトの種類
大玉トマト
●特徴・・・ほどよい酸味と甘みがあり、昔ながらのトマトらしいおいしさが味わえると人気があります。
●重さ目安・・・100g以上
●向いている料理・・・実が堅めなので、カレーやおでん、ソースなど加熱調理がおすすめです。
ミディトマト(中玉)
●特徴・・・大玉トマトとミニトマトをかけ合わせてできました。こくが強く、生でも火を通してもおいしくいただけます。
●大きさ目安・・・直径4~5cm
●向いている料理・・・トマトの味が濃いので、南蛮漬けなどシンプルなメニューによく合います。
ミニトマト(小玉)
●特徴・・・赤や黄、オレンジ、緑などカラフルな色でかわいらしい見た目が特徴。お弁当の彩りや味のアクセントとしても活躍します。
●大きさ目安・・・直径2~3cm
●向いている料理・・・担担麺のソースに入れると味のアクセントになります。たくさんあって使い切れない場合は冷凍してマリネに!
おいしく楽しむ!トマトの保存法
トマトはとってもデリケート。皮に傷が付くと、すぐに傷んでしまうため要注意です。おいしいトマトを長く楽しむためには、重ならないようにポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。
買ってきてすぐ、へたを取って冷凍するとさらに2カ月ほど保存可能に。まるごと冷凍することで、そのまま料理に使えて便利です。
トマト出荷量ランキング
全国トップ5
1位 熊本県 125,800トン
2位 北海道 58,700トン
3位 愛知県 44,600トン
4位 茨城県 43,900トン
5位 栃木県 30,400トン
※農林水産省・令和4年度作況調査(野菜)より
なぜ生産地が全国に広がっているの?
トマトは暖かい気候が大好きです。昔は夏しか収穫できませんでしたが、ハウス栽培が導入されて1年を通して出荷できるようになりました。そのため、12月から6月にかけて出荷されるトマトを、冬春トマト。7月から11月にかけて出荷されるトマトを夏秋トマトと、出荷時期で分けています。
夏秋トマトは、北海道や茨城県。冬春トマトは、熊本県や愛知県でたくさん出荷されます。熊本県は1年を通じて日射量が多く、暖かい海沿いから涼しい高原まで地形が多彩で、安定的に出荷ができることが1位の理由のようです。
いかがでしたか?フレ マルシェ51号では、トマトをたっぷり使ったレシピを多数掲載しています。サイズや熟れ具合によっておすすめの食べ方を紹介しているので、ぜひ近くのJA直売所などで探してみてくださいね。