灌注処理で問題害虫から作物を守ります!

 

すばやく根から吸収される苗灌注1回で、速効食害停止&約1か月残効!

 ベリマーク®SCは手間がかからない灌注(かんちゅう)処理用殺虫剤です。育苗期後半から定植当日にトマト苗へ灌注処理していただくことで、有効成分シアントラニリプロール(通称:サイアジピル®)が素早くトマトの根から吸収され、コナジラミ類などの重要害虫に対して処理後速やかに効果が発現し約3~4週間の長期残効を示します。ベリマーク®SCは生育初期の大切な作物を害虫から守り、健全な生育をサポートします。育苗期の灌注処理に適した製剤となっているため苗に対して高い安全性が確認されています。上市以来、薬害の事例はありません。

ベリマーク®SCによるウイルス媒介抑制効果

 ベリマーク®SCは国内の試験事例において、トマト黄化葉巻きウイルスの媒介抑制効果が認められています。また、海外の事例では、複数の野菜において数種のウイルス病の発病率を低下させた事例があります。ベリマーク®SCの有効成分であるサイアジピル®自体にウイルス病に対する効果はありませんが、ウイルスを媒介するコナジラミなどの保毒虫の行動を阻害するその作用機作によってウイルスの媒介抑制を引き起こしているものと考えられます。

防除ニーズに応じた処理タイミング

 ご使用いただいているお客さまからも問題害虫への効果発現の速さや防除効果の高さ、処理の簡便さについて高いご評価を頂いています。ベリマーク®SCのトマトにおける上手な使い方についてご紹介いたします。

1.育苗期後半処理

・育苗期後半の、鉢上げ前後に処理されたベリマーク®SCは、素早く作物に吸収され定植後約3、4週の間、害虫の加害を防ぎます。

・軟弱な幼苗を加害する害虫を防除し、健全な定植苗を確保できます。

・育苗中の苗に対しても薬害の事例はありません。

2.定植前処理

・定植前にベリマーク®SCを灌注処理することで、定植後約3、4週の間、防除効果を発揮します。

・定植直後の薬剤散布が省け、他圃場(ほじょう)の定植などの作業を優先できます。

・ミツバチ、マルハナバチ・天敵類に影響がないため、処理後速やかに授粉昆虫、天敵を導入できます。

【問い合わせ先】
ベリマークSC協議会 事務局:エフエムシー・ケミカルズ株式会社
住所:〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番1号 大手町パークビル8階
TEL:03-5208-1010(代表)
HP:www.fmc-japan.com