スイカ 生産部会アンケート

2025.09.09

スイカ&メロン特集では、スイカの主要産地である5JAの生産部会にアンケートを実施した。特設サイトでは産地の特徴を紹介する。

熊本県 JA鹿本

園芸部会

産地の特徴

春の大玉スイカにおいては、全国でも最も出荷量の多い産地である。出荷期については、2月下旬から7月上旬までの出荷である。また、アールスメロンについては、耐病性品種を令和6年産より本格導入し、反収増加の要因となっている。令和7年産においても昨年以上作付面積が期待できる品種である。

直売所名 JAかもとファーマーズマーケット夢大地館
スイカが買える時期 3月上旬~7月上旬、10月~11月頃
HP http://ja-kamoto.or.jp/page-yumedaichi/

千葉県 JA富里市

JA富里市西瓜部会

産地の特徴

富里市のスイカは5月~7月が出荷時期で、6月がピークとなる。千葉県でも比較的内陸にあり、昼夜の寒暖差があるため美味しいスイカが育つ。糖度だけでなく食べたときのシャリ感や食味にこだわって品種を選定し、適期収穫を行い消費者に美味しいスイカを届けている。

直売所名 JA富里市旬菜館
スイカが買える時期 5~8月頃
HP https://www.ja-tomisato.or.jp/shop/index.html

山形県 JAみちのく村山

すいか生産部会

産地の特徴

当産地のスイカは7月上旬~9月上旬に出荷され「尾花沢すいか」として全国に親しまれている。昼夜の寒暖差が大きく、抜群のシャリ感、糖度により美味しいスイカが育つ。新規就農者も年々増加してきており生産者が若返ってきている。選果場では糖度と品質を厳しくチェックし、クリアしたものだけを出荷。自信をもって消費者に届けている。

直売所名 おばね産直館「はいっと」
スイカが買える時期 7月中旬~8月中旬頃
HP http://www.mitinoku.or.jp/

新潟県 JA新潟かがやき

新潟西すいか部会 

新潟西小玉すいか部会

巻こだますいか組合

産地の特徴

JA新潟かがやきのスイカは5月下旬~8月中旬が出荷期間で、県内の出荷量の6割以上を占める。砂丘地での栽培で、水はけの良さと昼夜の寒暖差によって甘くシャリ感の強い美味しいスイカが育つ。作付面積は大玉スイカが3分の2を占めており品種は祭ばやしがメイン。小玉スイカは、2023年にオリジナルブランド「Niigataルビームーン®」がデビュー。市場評価は上々で、従来品種からの切り替えが進んでいる。

直売所名 ファーマーズ・マーケット いっぺこ~と
スイカが買える時期 6~8月中旬頃
HP https://ja-kagayaki.or.jp/ippe-court/

愛知県 JA愛知みなみ

愛知みなみ西瓜部会

産地の特徴

渥美半島はスイカの栽培に適した気候で、5月上旬から7月上旬まで安定的に出荷が可能である。品種は祭ばやしを中心に味と食感を重視した品種を導入しており、消費者からは高い評価をいただいている。また近年では、消費者の多様なニーズに対応するため、様々な品種の栽培を試みている。
出荷前に糖度検査を実施し、合格した圃場のみ出荷を行っている。また箱検査も実施し品質を厳しくチェックし消費者に届けている。

中山中農研会

産地の特徴

少数精鋭でより良い品質を求めて、品質の検討や栽培方法など日々研究を行っている。
ガブリコ・小玉西瓜などのこだわりの品種の栽培を行っている。ガブリコは黒くて見た目にインパクトがあり、種もないので食べやすい品種。